呼吸が苦しそうというワンちゃんが来院しました。

心臓の音や肺の音は大丈夫そうですが、確かに苦しそうです。

レントゲンを撮ってみると、喉のあたりに異常所見がありました。

通常は上の黄色い〇の部位は黒く写るのですが、何かそこにあるのでしょう、白く写って見えます。

口を開けても見えない場所なので、麻酔をかけてチェックすることになりました。

すると、喉の奥にポリープがありました。

ポリープを切除したところ、呼吸は格段に楽になりました。

やはり、このポリープが気道を塞いでいたようです。

ポリープも嚢胞という水風船のようなものでした。

腫瘍ではなくてよかったという症例です。