健康診断のすすめ②

こんにちは!今月ブログ担当大杉です。

今回は健康診断のすすめ①に続きまして、健康診断で見つかった病気のことについてお話したいと思います。

昨年、11歳のわんちゃんが健康診断に来られました。

その健康診断で副腎が通常より大きくなっていることが見つかりました(通常7mm以下の副腎が11.8mmありました)。

後日、詳しく検査をしたところ、副腎皮質機能亢進症という病気であることが分かりました。

副腎皮質機能亢進症という病気はクッシング症候群とも呼ばれ、副腎という臓器からホルモン分泌が過剰になることによって多飲多尿、脱毛などの皮膚症状、お腹が膨らむ、食欲増進などの症状が現れます。

悪化してしまうと糖尿病や膵炎などの病気を併発してしまうので、早期発見と適切な治療をすることが大切になってきます。

クッシング症候群が見つかったわんちゃんは、症状が出る前に発見が出来たので今はお薬を飲んで症状を抑えることが出来ています。

症状がない子でも健康診断を受けて病気が見つかることがあるので早期発見のためにも健康診断を受けてみることをおすすめします。

キャンペーンは2月28日までです。

予約も埋まってきておりますので希望がある方はお早めにご相談ください。