CATvocate (キャトボケイト)
愛玩動物看護師の諸星です。
茹だるような暑さが続いたかと思えば突然の豪雨と、夏本番前の不安定な天気に身体も心もなんだかすっきりしない日々が続きますね。
私たちと同様に、動物たちの中にも熱中症や夏バテになってしまう子も居ます。
特にシニア期になると、去年よりも気温や気圧の変化に敏感になる子も少なくありません。
「去年は大丈夫だった」事が今年も大丈夫とは限りません。何か気になる変化や心配事がある時はお気軽にご相談ください。
さて、私事ではありますが先日、CATvocate(キャトボケイト)の認定を受けることができました。
CATvocateとはCAT(猫)AVOCATE(専任従事者)から作られた造語で、猫医学の発展や、より猫に優しい病院を増やすために活動しているJSFM(日本猫学会 Japanese Society of Feline Medicine)が主催している、猫の診療に必要な知識や技術を持った獣医師や愛玩動物看護師の育成を目的にした認定制度です。
全9回のセミナーを受講し修了試験に合格すると、CATvocateとして認定されます。

2017年に発足したまだ新しい試みで、私は第7期の認定プログラムを修了し、無事CATvocateとして認定されました。
JSFMの公式ホームページの認定者一覧に、病院名と共に私の名前が掲載されています。
CATvocate認定者のみ参加できる特別なセミナー等もあり、まだまだ学ぶべき事は沢山あります。
今後も様々な事を学び、日々の業務に反映していきたいと思います。

また、JSFMでは医療従事者だけでなく、猫にやさしい動物病院を目指す事も推奨しています。
「CFC キャット・フレンドリー・クリニック」という国際的に定められた基準があり、病院の設備についても沢山の推奨項目があります。
当院でも猫ちゃんのストレス軽減のために
・わんちゃんとエリアが分かれた待合室や診察室
・猫のフェイシャルホルモン製剤(フェリウェイ)を設置してのストレス軽減対策
・猫専用の入院室
を完備しております。
また、ご希望の方には呼びベルをお渡ししており、鳴いてしまう猫ちゃんや怖がりの猫ちゃんは診察までお車でお待ちいただくことも可能です。
ただ、残念ながら色々な対策をしても、病院では怒って何もできない猫ちゃんも少なくありません。
無理に押さえつけて診察や検査を行ってしまうと、猫ちゃんの心身の負担も大きく、また次回以降より一層暴れてしまうリスクもあります。
そういった猫ちゃんには少し気分がぽーっとするようなお薬を処方することも可能です。
猫ちゃんが居なくても処方可能な場合もありますので、ご希望の方は獣医師までご相談ください。
私も猫4匹と暮らしていますが、まだまだ猫ちゃんの事を理解しきれていないなと日々感じる事があります。
今後もセミナー等での勉強は勿論のこと、我が家の猫ちゃんたちからも沢山の事を学んでいきたいと思います。
【参考】
JSFMねこ医学会 http://www.jsfm-catfriendly.com
