アレルギー性皮膚炎の新しい薬

ワンちゃんのアレルギー性皮膚炎に対する「ゼンレリア」という新しい内服薬が発売になりました。

ゼンレリアは神経における痒みを引き起こす成分の伝達をブロックすることにより、痒みを抑制することができる薬です。メカニズムとしては10年ほど前から使われている「アポキル」という薬と同じですが、ゼンレリアの最大の特徴はアポキルを1日2回服用した程度の効果が1日1回の服用で得られるというものです。

またアポキルは痒みを抑える効果はあるものの炎症を抑える効果が少ないと言われていましたが、ゼンレリアはアポキルよりも炎症を抑える効果が高い可能性があり、赤くなった皮膚やゴワゴワになった皮膚にも効果が期待できそうです。

副作用は嘔吐や下痢が稀に見られるくらいなので、今後はアレルギー性皮膚炎の治療に対する上位の選択肢となりそうです。

実際に使ってみましたが、なかなかステロイドを減らせなかったワンちゃんの痒みを抑えることができており、手応えはまずまずといったところです。

アレルギー性皮膚炎の痒みでお困りの方はご相談下さい。