意外と気付きにくい腎臓結石とは

今回ブログ担当の居山です。

さて、いきなりですが皆さんワンちゃんネコちゃんに普段どんなおやつをあげていますか?

私の愛犬には母がさつまいもや、にぼし、チーズをよく与えていました。

実はこれ全て腎臓結石を作りやすい食べ物なのです。

 

まず腎臓結石とはなんなのか。

その名の通り腎臓内にできる石のことです。

腎臓に結石ができているだけでは悪さをすることはあまりありませんが腎臓の働きを少しずつ悪くしてしまう可能性があります。

初期では無症状のことが多く気付くことが難しいです。

健康診断でのレントゲンや超音波検査で偶然見つかるケースも少なくありません。

私の愛犬2匹は健康診断で発見しました。

進行してくると

・血尿

・元気消失

・嘔吐

・腰あたりを痛がる

・発熱(感染を伴う場合)

などの症状がみられることがあります。

 

放っておくとどうなるのか?

小さくて動かない結石であれば、すぐに命に関わることは少ないですが、

・結石が大きくなる

・腎臓内で炎症を起こす

・尿の流れを妨げる

・細菌感染を起こす

・結石が尿管に詰まり強い痛みを起こす

といったトラブルにより、腎臓のダメージが徐々に蓄積してしまいます。

原因はなんなのか?

遺伝的な体質が影響すると思われますが、尿路感染や水、フードの成分が原因になる場合もあります。

その他、副腎皮質機能亢進症、糖尿病、慢性腎不全、上皮小体機能亢進症、前立腺疾患、腫瘍性疾患、門脈体循環シャントなどの病気を持っていることによって、結石ができることもあります。

どんな年齢でもみられます。

そしてこの腎臓にできる結石の多くは残念ながら溶けないタイプです。

基本的に経過観察で大きさや数の確認をしますが、必要な場合には外科手術を行うこともあります。ただ、手術ができる病院は多くありません。

なので、できることとしては、

予防!これ以上増やさない!健康診断で結石の有無を確認!です。

 

予防としては・・・

・新鮮な水を常に飲める環境

・ウェットフードの併用

・ほうれん草、小松菜、さつまいも、チーズ、ブロコッリー、にぼし、など結石ができやすい食べ物を与えない

・療法食を勝手な判断で中断しない

などがあげられます。

愛犬、愛猫が喜ぶし、身体の為に野菜を摂取するのも大事だろうと

飼い主様が良かれと思ってしたことで後悔してほしくないので

今回はこのような疾患を紹介させていただきました。