新人紹介②

今年から本院に勤めさせていただいております、看護師の長岡と申します。

私は今まで小型犬の出産がメインの仕事をしておりました。ブリーダーさんに近いでしょうか。

今回はその仕事について仔犬写真と共にお送りするので、最後までお付き合いいただければ幸いです。

写真は生まれたばかりのシーズーちゃん!

母犬からの免疫力を授かる大事な初乳を飲んでいる場面です。

前足で一生懸命おっぱいを揉んで飲みやすくしていますね。誰が教えたわけでもないのに本当に立派です。

 

犬は交配してから2ヶ月ちょっとで出産予定日をむかえます。ある程度日にちの予測はつけますが、兆候の出方は犬それぞれ。体温や便の状態、食欲の有無など様々な情報から判断します。

また、出産が始まる時間帯は夜中~明け方になることも多いため、よく職場に泊まって様子を見ていました。寝袋や毛布が常備されていたので妊娠犬の隣で添い寝です。

慣れない頃はよく予想を外し、職場に1週間近く泊まることも…。

 

…え?お風呂ですか?連泊になる時は日中帰宅していたのでご安心ください(`・ω・´)

そしてまた会社に帰る!…おやおや、どちらが家かわかりませんね。

もちろん経験を積むに連れてそんな無茶はなくなりました。

そうして迎える仔犬たちのハッピーバースデー!

産まれた直後は仔犬の呼吸を促したり、へその緒を結んだりちょいと大忙しです。

写真のダックスちゃんは普段やんちゃですが、立派に子育てをしてくれました。

 

「犬は安産」と言われていますが、それが絶対ではありません。

なかなか立ち会う機会はないかもしれませんが、もしもの時に微力ながら皆様のお力になれればと思っております。これからも日々精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。