こんにちは～('ω')トリマーの太田です。

前回に引き続きﾄﾘﾐﾝｸﾞの紹介をしていきたいと思います！

 

当院では①シャンプーコース（シャンプーコース＋部分カット）と②シャンプーカットコース

この２つで分けさせてもらっています。

今回は②シャンプーカットコースについてお話していきたいのですが

手順としては、前回紹介したシャンプーコースのあとにカットしているだけ…！です(笑)

 

実はプードルのような巻いている被毛の子は、ドライヤーで乾かす時にしっかりと被毛を伸ばしていくことが大事なのです。チリチリなままカットするよりも形が整えやすくなります。トリマーはみんな苦労しているはず…！ドライが苦手な子は綺麗に伸びていないかもしれませんが犬も私達もお互い努力はしていますのでお許しください(;・∀・)

 

作業の流れはその子によっていろいろです。

せっかくなので当院でのシニアの子，持病がある子などのﾄﾘﾐﾝｸﾞ中の様子も少しお話を…|дﾟ)☆

 

シニアになると視力が低下して不安感が増して攻撃的になってしまったり、

持病の悪化、認知症、体力的に厳しくなってきた　などなど…

今まで良い子に出来ていたのにガマンする事が出来なくなってきたり

人間も大変だけど犬もいろいろと変わってくるんですよね(´；ω；`)

『これならガマンできるよ！』を探しながら行っています。

長時間のﾄﾘﾐﾝｸﾞが難しくなってきた場合

＊シャンプーとカットを別日にする（シャンプーは家で出来るので洗いやすく短くカットだけするなど）

＊先生と相談して不安を和らげるサプリやお薬を処方してもらう

＊部分カットのみ（お顔のカットのみなど），つめ切り・足うら・足回りのカットのみなど，気になるところだけカットしてすぐ帰宅できるようにする　などいろいろと工夫して行っています

（※ちなみにお顔のカット、お尻のカットなどは事前にご相談・ご予約をお願い致します）

 

そして、我が家ソラ爺も今年17さい。目も見えない認知症徘徊爺さん。じっとしていられず車でパニック！病院でもパニック！診察も拘束されると発狂！ひと苦労です(;^ω^)

もうシャンプーは何年もしていません。汚れたところだけドライシャンプーを使って、寝ている間に少しずつカット。トリマーですが「毛、伸びなきゃいいのに…！」と思う日々です(笑)おうちで穏やかに過ごしてもらっています。

おうちでの写真になってしまいましたが

病院でも床でシャンプーやカットをすることもあるので参考までに(´ω`)

 

時にはお互い大変な作業になってしまうこともありますが

飼い主様のサポートはさせて頂きたいと思っておりますのでご相談ください。