認知症①

ワンちゃん、ネコちゃん共に高齢になると、人間と同じように認知症になることがあります。

認知症になるメカニズムは、酸化ストレスにより生じるフリーラジカルが脳に悪影響を及ぼして、脳が萎縮してしまうからです。若いうちはこの酸化ストレスから体を守るシステムがしっかりとしていますが、高齢になるとこのシステムが破綻して酸化ストレスに耐えられなくなって、認知症が発症してしまうのです。

初期の症状としては、「いつもの散歩のコースを間違える」、「ウロウロすることが多くなる」、「たまに排泄を失敗する」など少し行動が変わるくらいであり、この段階から認知症だと気付くことは難しい場合もあります。

重度になると、「家族の方の認識ができなくなる」、「家の中の障害物にハマり動けなくなる」、「昼夜が逆転して夜中に吠え続ける」など強い症状が出始めて、この時点で認知症だと気付かれるケースが多いです。脳の萎縮が生じてしまうと、それを回復させる事は難しいため、初期の認知症に気付いてあげて、進行を抑制することが大事です。

認知症かどうかの診断は、点数化することができるアンケートで行う事が一般的です。以下にアンケートを添付します。認知症の可能性のあるワンちゃん、ネコちゃんを飼っている方はぜひやってみて下さい。

認知症の治療に関しては次回またお話します。