狂犬病予防について

こんにちは、看護師の長岡です。

今回は「狂犬病予防について」お話させていただきます。

 

そもそも狂犬病とは何でしょう?

狂犬病は、哺乳類のほとんどが感染する人獣共通感染症で、発症してしまうとほぼ100%助からない恐い病気です。

飼い主である皆さまの協力もあり清浄国を保っている日本では、ワンちゃん達に毎年1回(4~6月)狂犬病予防注射を受けてもらう決まりがあります。

毎年注射をするたびに市役所(役場)へ接種証明書を提出して更新手続きをすることで、その年度の済票が受け取れるのです(写真右側)。

秦野市、平塚市、伊勢原市、二宮町、大磯町の更新手続きは病院での代行もお受けしています(※新規登録手続きは秦野市のみ)。

ただし、鑑札番号がわかることが前提です。

手続きの代行を希望される場合は、ハガキや鑑札、実施カードなどの番号がわかる物を持参いただけると幸いです(※当院で番号の控えがある方は大丈夫です)。

しかし、中には病気や高齢などの理由で予防注射が打てないワンちゃんもいますよね。

その場合は『狂犬病猶予証明書』というものがあります。

認定日から翌年3月末までが有効期間で、接種証明書の代わりにこちらを市役所(役場)へ提出して注射を免除してもらう証明書です。

注射をしたことにはなりませんので済票は発行されませんが、重い病気を抱えているワンちゃんにとっては負担の軽減になります。

気になる方はスタッフにご相談ください(^^)